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チベットに、清々しい風

焼身抗議が続くチベット・・・。

悲しいニュースが多いなか、チベットに清々しい新風が吹いている事を知った。

チベット亡命政府のロブサン・センゲ首相が来日。
ハーバード大学で国際法学を学んだ才気あふれる40代の若き首相のお話しを
ホテルオークラで伺った。




写真で見るより、スマートな方!!(写真は4/1のパーティのもの)
理知的で、しかもユーモアのセンスもたっぷり。
落ち着いた態度から、懐の深さが見て取れる。
笑顔も、話し方も、凛とした姿勢も清々しく、
この日の講演を聞きに集まった老若男女の全員、話に引き込まれ、うっとり!!

2時間半のスピーチを終えて、最後には一人一人の席を回って、握手してくださった。

ダライ・ラマ法王をスピリチュアルリーダーに、
この若き上品な紳士をポリティカル・リーダーに迎えたチベット亡命政府を羨ましく思うほどだ。


ダライ・ラマ法王が完全に政治的地位を退かれたのは、昨年2011年の夏。
以前より、宗教と政治の完全分離を提唱してきた法王に、
昨年の5月、チベット国民は「引き続き政治的役割を担っていただきたい」と願いでたものの、
法王は、きっぱり断った。

チベット国民:
「法王には、英国の王室のように、これからも国家の王として君臨していただきたい」

ダライ・ラマ法王:
「私は僧侶だ。お断りする。もしそうするなら、君たちは私に女王を差し出さなければいけないよ」

とおしゃったそうだ。


1963年、亡命間もなくチベット亡命政府は憲法を作り上げた。
そのとき、法王は「自分は憲法の下にある」とおしゃったそうだ。
さらに、28歳の法王は、政治的役割から自分はいずれ降りると言われた。
誰もが法王を救世主のように見ていた時代に、法王はそう決意していらしたという。
そして、長い年月をかけ、ようやく法王は自分のビジョンを成し遂げた。

政治的全権威と任務を若きロブサン・センゲ氏に完全に預ける事ができたのである。




ロブサン氏は、幼い頃から亡命者社会で法王を崇めて育ち、
難民の学校を出て、デリー大学から、ハーバード大学へ。
昨年の選挙を前に、気づけばネットに自分の写真が出回って、候補者にされてしまったそう。
「だれも君には投票しないから大丈夫」と言われていたのにも拘らず、
世界各地に散らばる亡命チベット人から選ばれたのは、若きロブサン・センゲ氏だった。

「法王が司ってきた政治的部分をまさか自分が引き継ぐことになろうとは、
思ってもみなかった」と言う。

「これもカルマなのでしょう」とおっしゃっていた。

今日の講演テーマは、チベットと世界が抱える「温暖化による環境問題」について。

これについては後日、お伝えすることに。

ある人の質問:
「もう一日あったら、何をテーマに語りたいですか?」
首相:
「語りたい事はありません。桜を見に歩きたい」

と上品におっしゃる。

なんだか、ブータンのワンチュク国王を思い出すほどの品の良さ。

普通なら、政治家はそこで一生懸命答えてしまうだろうに、
彼は整然とした態度で「何もない」とおっしゃる。
とても自然で、魅力的である。

首相は、外国人記者クラブを始め、多くのスピーチをされた。
今日の午前中は、超党派の議員90名の前でスピーチされ、
チベット問題は国会で取り上げられるだろうと議員たちが述べたという。

それが実現したら、大きな一歩を遂げた事になる。
この若いリーダーなら成し遂げる事ができる。
その可能性を感じる講演だった。

チベットに今、清々しい新風が吹き始めている!!
彼の登場は吉兆以外なにものでもない。

新首相は今後、世界各地を回り、
そして法王の後を継ぎ、しっかりした政治外交を行なっていくだろう。

チベット問題は、世界の問題である。
チベットの環境破壊は、世界の気候を変え、多くの被害をもたらすことになる。
チベット問題は、私たち一人一人のに関わる大事な問題なのだ。

その点を強調しながら、
新首相は今後、世界各地を回り、
そして法王の後を継ぎ、しっかりした政治外交を行なっていくだろう。

精神的指導者にダライラマ法王。
政治的リーダーに、ハーバード出身のスマートな首相。

素敵です、チベットは!!
国民的資質が高いからこそ、法王始め、こうした精悍なリーダーが誕生するにちがいない。


つくづく羨ましい・・・と呟いたのは、果たして私だけだろうか?














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シンクロニシティ

先日、facebookで、ピナについてアメリカ在住の友人とやりとりをしていたら、
なんと、ラジオからデヴィッド・ボウイの曲が流れて呆然。

つい先日、ボウイのことを思い出し、書いたばかり。
しかも、アメリカの友人もボウイファンだったのだから、驚いちゃう。

さらに、今日4月1日。
Patti Smithからメールが届いたのだから、ビックリ!!!
この間のナイトクールージングの話が聞こえていたんじゃなかろうか、と本気で一瞬、焦った。



時折、こうして不思議なシンクロが起こる。
シンクロはミラクルで、
ミラクルとは、愛。
そう私は、信じている。

パティと私の間に起こったシンクロは、愛そのもの。

愛はコネクトする。だから、シンクロするのです。


さて、パティはこの6月にニューアルバムを出す。
そして、今日4月1日、新曲「エイプリールフール」をリリース。

メールは以下の文章で始まっている。

「ずいぶんご無沙汰してる間に世界にはたくさんの惨劇が起こりました。
それでも私たちは仕事をし、毎日を生きています。
どうぞ私たちと一緒に船に乗り、探求の旅へ出ませんか」。

パティたちはこの数年の間に長い旅に出たそうだ。
ロシアではゴーゴリーや映画監督のタルコフスキーの仕事場やお墓を訪ね、
ピエロ・デラ・フランチェスカのフレスコを見るために、アレッツォへ。
そして、セント・フランシスの出生地、アッシジへ。
魂の探求の旅。
それがニューアルバム『Banga』を作り上げたという。

そしてメールの終わりにはこう記されていた。

「ハイチ、そして東北への祈り、また母なる自然への祈りもこのアルバムには含まれています」

9.11の後、パティは渋谷のパルコで個展を行った。
彼女が撮影したモノクロ写真。
ガラスケースのなかには純白の紙でできた飛行機があり、
その飛行機は亡くなった方の名前で埋め尽くされていた。
小さな文字で・・・。

パティはまるでお経をあげる僧侶のようだ。
彼女はどれだけ長い時間、祈ったことだろう。
どれだけ真摯に犠牲になった人々の命と向き合ったことだろう。




ダライ・ラマやチベット仏教を敬愛するパティ・スミス。

彼女の新作に「東北」が詩われる。
リリースは6月。待ち遠しい。










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